一般社団法人
アクション・フォー・コリア・ユナイテッド

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2024年コリアンドリーム送年の夜を開催しました

2025/01/17

24年の成果をふり返り、25年キャンペーンの成功を決意


統一を実践する人々(AKU)と韓国グローバル・ピース・ファウンデーション(GPF Korea)は、12月26日(木)午後4時、汝矣島(ヨイド)中小企業中央会地下1階のK-BIZホールで「2024年コリアンドリーム送年の夜」のイベントを朝鮮半島統一指導者総連合、AKU統一実践教授協会、韓国メディア文化フォーラム、地球村戦略研究所等と共に、関係者約400人が参加した中で盛大に開催しました。


400人以上の参加者でイベントは盛況に開催された

この日のイベントには、ペク・スンジュ戦争記念事業会会長、キム・ドンス民主平和統一諮問会議常任委員、キム・ヨンジュンUPI通信副会長、チャン・マンスン一千万離散家族委員会委員長、ビョン・グァンチョル世界テコンシップ連盟総長、イ・テソン社団法人韓国孝道会理事長、イ・ヨンジュン社団法人思索の香り理事長、キム・ギミョン韓国PMG製薬副社長及び関連連帯団体の主な来賓も一堂に会し、行事の意味をより一層輝かせました。


この日のイベントに参加したUPI通信のキム・ヨンジュン副会長

このイベントは、様々な出来事と困難があった2024年、コリアンドリーム・ビジョンを中心に国内外で様々な市民主導の統一運動を実現した統一を実践する人々(AKU)及び関連連帯団体の成果をふり返り、来る2025年の新年、朝鮮半島統一の新たな転機を作るコリアンドリーム千万キャンペーンの成功を確信し、コリアンドリーム統一運動の発展を祈願する目的で開催されたものです。


式典公演中のナモソムオカリナ演奏団の様子

本イベントは、統一を実践する人々(AKU)のパク・ジョンチュン事務総長の司会で以下のように進行されました。、

開会式:式典公演(コリアンドリームナモソムオカリナ演奏団)
挨拶(AKU共同常任代表団)
映像視聴(2024年コリアンドリーム大行進)
祝辞
特別講演
ビジョン発表
授賞式:コリアンドリーム草の根大賞、コリアンドリーム統一実践大賞
祝賀公演
晩餐会

参加者が主人となった真の祝祭の場

パク・ジョンチュンAKU事務総長が開会宣言でスローガンを叫んでいる

この日のイベントは、ナモソムオカリナ演奏団の式典公演の後、パク事務総長の「統一は市民の力で、統一は私たちの力で」という力強いスローガンとともに大きく幕を開けました。

パク事務総長は開会宣言で、「今日この場は、コリアン・ドリームという時代精神に基づき、今年一年、国内外で草の根市民主導の統一運動の新しい歴史を作り上げてきた主人公たちが集まった意義深い場」とし、「今年、色々と多事多難な状況の中でも、コリアン・ドリームに関する確固たる信念をもとに、朝鮮半島統一の実現に向けて努力してきた皆さんの偉大な挑戦は、来年開催されるコリアン・ドリーム千万キャンペーンの成功につながり、朝鮮半島統一国家を超え、世界で尊敬される理想国家の実現で完成されるだろう」と強調しました。


共同常任議長団の挨拶をするキム・ヨンインAKU共同常任議長

続いて、統一を実践する人々(AKU)の共同常任議長団の挨拶が行われました。キム・ヨンイン共同常任議長は「今日この場に出席した全ての皆さんの努力により、統一を実践する人々(AKU)は今日、国内外を網羅する最大の統一運動団体に成長し、このような勢いであれば、統一運動を超え、統一というコリアン・ドリームを必ず実現できるものと期待している」と強調しました。

キム・チュンファン常任議長も「今年一年、様々な出来事や困難があったが、統一を実践する人々(AKU)は、コリアン・ドリームという私たち皆を一つに繋ぐ確固たるビジョンをもとに、市民が主導する統一運動を持続していくことで、統一に一歩近づくことができた」と感想を述べました。


共同常任議長団の挨拶をするアン・チャンイルAKU共同常任議長

チャン・マンスン常任議長は「今年もここに集まった皆さんとコリアン・ドリーム統一運動を共にすることができ、大変光栄であり、来年は千万キャンペーンが開催されるため、より確固たる意志をもとに千万キャンペーンの成功を超え、統一への夢を必ず実現していこう」と述べました。

アン・チャンイル常任議長は、「今日、この場には全国津々浦々の統一指導者が集まっており、皆さん一人一人のコリアン・ドリームに対する情熱が、来年の光復80周年千万キャンペーンの成功を牽引する土台になると信じて疑わない」と強調しました。

ソ・インテク常任議長は、去年9月に開かれた臨津閣(イムジンガク)でのイベントの成功は、統一を実践する人々(AKU)及び連帯団体関係者の声援と努力、統一に対する熱い情熱で共にした市民の皆さんのおかげだと、ひざまずいて参加者に心からの感謝と尊敬の気持ちを伝え、大きな感動を与えました。

映像視聴の時間には、国際的な紛争の拡大と北朝鮮の敵対的な二つの国家論の主張、韓国内部の統一懐疑論の拡散など、対内外的に厳しい状況の中でも、統一というコリアン・ドリームを中心に今年一年も希望に満ちた未来のために努力した統一を実践する人々(AKU)及び連帯団体の様々な活動の様子が紹介され、参加者に熱い感動と誇りを与えました。

南と北、主要人物たちの支持と声援が続く

この日の祝辞を述べるペク・スンジュ戦争記念事業会会長

イベントの規模と意味と同じくらい、この日の行事では、南と北を代表する主要人物たちがコリアンドリームに対する支持と声援を送る祝辞と特別演説が続きました。

この日、祝辞の幕を開けたペク・スンジュ戦争記念事業会会長は、「24年の一年間、コリアンドリームのために本当に皆さんがご苦労された」とし、「今日、対内外的に朝鮮半島を取り巻く危機が深刻化する中、個人的に統一を妨げる最も大きな要因は、私たちの内部に広がる統一に対する懐疑的な見方だ」と指摘しましった。

ペク会長は「この場に出席した皆さんは、朝鮮半島統一に対する確固たる信念を持った統一の先駆者であり、今年私たちが成し遂げた成果を改めて思い起こし、来年に成し遂げる成果を誓う美しい夜になることを願っている」と強調しました。


特別講演に登壇したリ・イルギュ元キューバ駐在北朝鮮大使館参事官

続いて、去る2023年11月に脱北し、最近、北朝鮮の悲惨な実情を広く知らせ、活発な活動をしているリ・イルギュ元キューバ駐在北朝鮮大使館参事官の特別講演が行われました。

リ参事官は「自分が住んでいた北朝鮮を去って1年が経ったが、実際、初めて脱北した当時は50年間生きてきた故郷を離れるという点と共に、これまで自分が成し遂げてきた成果を放棄して大韓民国に来るということが、本当に大きな決意がなければできないことだった」と回顧を述べました。

その上で、リ参事は「仁川行きの飛行機に乗るまでは、私が大韓民国の地でうまく適応して生きていけるかどうかという苦悩が大きかったが、韓国到着直後、北朝鮮脱北住民センターの電光掲示板に書かれた大韓民国に来たことを心から歓迎するという文章を見て、私が本当にこの地に来てよかったと思うようになった」と明らかにしました。

リ参事は「北朝鮮脱北者センターを退所して韓国社会に第一歩を踏み出し、本当に物心両面で自分を支援してくれた政府と国民に少しでも報いることは、自分が直接目撃した北朝鮮の現実をそのまま伝え、少しでも平和統一に貢献することだと思った」とし、「自分は今年一年間、統一に向けて献身された皆さんに心から感謝と尊敬の意を表すと同時に、来年からはコリアンドリームの支持者として活発な活動をしていく」と約束しました。


特別演説中のキム・ドンス民主平統常任委員

キム・ドンス民主平和統一諮問会議常任委員も特別演説で「今日この場に出席した皆さんは統一を先導する先駆者であり、自分がこのような言葉を堂々と言えるのは、昨年9月の臨津閣(イムジンガク)イベントの際、政治と宗教、理念と違いを超えて市民が一つになる感動的な姿を直接目撃したからだ」と強調しました。

キム委員は「統一はもはや夢ではなく、今日、北朝鮮はチャンマダン世代を中心に内部の変化が起きているだけに、私たちが統一について悩むのではなく、統一を準備、いや、統一を迎えなければならない」と説明。「このような重大な時期に突然統一が実現するといっても、期待よりも懸念が大きかっただろうが、今日この場に出席したAKUの皆さんのように、統一に対する真剣さを持っている人たちがいるからこそ、統一が恐れるものではなく、一日でも早く統一が実現することを願う期待感がより大きい」と明らかにしました。

2025年コリアンドリームの年に

ソ・インテクAKU共同常任議長が2025年キャンペーンのビジョンを説明

主要人物の祝辞と特別演説の後、演壇に立った統一を実践する人々(AKU)のソ・インテク共同常任議長は、2025年を「コリアンドリームの年」と宣言し、朝鮮半島統一の実現に対するビジョンを提示しました。

ソ議長は「2024年、朝鮮半島と国際情勢が私たちが想像もしなかった方向に急変した」とし、「統一の機会が近づいたという兆候があちこちで現れている」と明らかにした。ソ議長は具体的な例として、(1)北朝鮮の敵対的な二つの国家論公表、(2)金正恩のウクライナ戦争派兵、(3)トランプ前大統領の再選で可視化された米中覇権競争の激化、(4)「中東の北朝鮮」と呼ばれていたシリア独裁政権の崩壊など、一連の国際情勢の変化などを強調しました。


2025年キャンペーンを説明するソ・インテクAKU共同常任議長

ソ議長は、「最近、韓国国内に蔓延している統一懐疑論と政治的混乱及び葛藤は、統一の歴史的機会を喪失する可能性のある重大な問題であり、これは過去の産業化、民主化時代に私たち全員を一つに繋いでくれた共通のビジョンの不在に起因している」と指摘しました。

さらに、「このような問題を解決するための唯一の代案はコリアンドリームだけであり、コリアンドリームは左右のイデオロギー対立を克服し、コリアン民族のアイデンティティの回復を基盤に新しい統一国家の樹立を完成させることができる私たち全員が一つの共通のビジョンとして掲げなければならない時代精神」と強調しました。

さらに、「2025年千万キャンペーンは第2の3.1運動になるだろうし、AKUはこのために次のような様々なイベントを企画、推進していく」と説明した。ソ議長は、2025年光復80周年8月15日の千万キャンペーン関連の主な行事として、8月14日夕方「世界平和サミット」、8月15日午後「統一実践ラリー」、8月15日夕方「One Kグローバルコンサート」などを提示しました。

この他にも、千万キャンペーンの雰囲気を拡散するため、5月1日から10月まで「車両広報キャンペーン」「コリアンドリームクループログラム」「コリアンドリーム統一実践テコンドーパフォーマンス」「6大陸グローバル市民ラリー」など多彩な事前広報プログラムが推進される予定であり、南と北の住民はもちろん、全世界の市民が共にコリアンドリームに参加し、共通の意識を広めていくことができると期待されます。

最後に、「2025年をコリアン・ドリームの年にすることは、朝鮮半島統一を超え、世界平和にも貢献する道」とし、「多くの人が一緒に力を合わせてほしい」と呼びかけた。

コリアンドリーム関連の様々な授賞式も続く

草の根大賞を受賞したソウル本部役員陣の様子

主要イベントの直後には、2024年の1年間、コリアンドリームの拡散と成功のために努力してきた団体と個人に対する授賞式が行われた。この日の授賞式は、コリアンドリームの社会的拡散のために努力した地域本部に授賞する「コリアンドリーム草の根大賞」、コリアンドリームの拡散のために各分野で献身した個人に授賞する「コリアンドリーム統一実践大賞」などに分けて行われました。


受賞者集合写真の様子

● コリアンドリーム草の根大賞
– 統一を実践する人々(AKU) ソウル本部
– 統一を実践する人々(AKU) 慶南本部
– 統一を実践する人々(AKU) 全北本部
– 統一を実践する人々(AKU) 大邱・慶尚北道本部
● コリアンドリーム統一実践大賞
– チャン・マンスン 一千万離散家族委員会委員長
– ビョン・グァンチョル 世界テコンドー連盟総長
– キム・ドンス 民主平和統一諮問会議常任委員
– イ・ユングン 統一を実践する人々(AKU) 共同代表
● 朝鮮半島統一指導者総連合の感謝状
– イ・テソン 社団法人韓国孝道会理事長
– イ・ヨンジュン 社団法人思索の香り理事長
– キム・ギミョン 韓国PMG製薬副社長