一般社団法人
アクション・フォー・コリア・ユナイテッド

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コリアンドリーム講師として朝鮮半島平和統一のための運動を開始(北朝鮮人権活動家として活躍中のカン・チョルファン北朝鮮戦略センター代表)

2024/08/20

 2024年4月23日から26日まで日本九州で行われた「2024統一を実践する人々全国活動家日本特別研修」には、少し特別な人物が参加しました。
 北朝鮮戦略センターのカン・チョルファン代表は、外部世界に北朝鮮の人権侵害の象徴として知られるヨドク収容所出身で、1992年に脱北し韓国に入国してからは、朝鮮日報の記者および北朝鮮の人権活動家として活躍しました。彼は特別研修期間中、参加者に向けて金正恩政権と北朝鮮同胞の人権状況について熱弁を振るいました。

 2024年5月から「統一を実践する人々」に所属し、韓半島平和統一ビジョンであるコリアンドリーム講師として朝鮮半島平和統一のための運動を開始する彼に、コリアンドリームタイムズがインタビューを行いました。
元記事 『コリアン・ドリーム』より
https://www.kdtimes.kr/news/articleView.html?idxno=10132



Q: 簡単な自己紹介
私の名前はカン・チョルファンです。「統一を実践する人々」で北朝鮮内部にコリアンドリームを広めるプロジェクトを担当し、北朝鮮脱出者共同代表として活動しています。北朝鮮に住んでいた時には、世界的に悪名高いヨドク収容所で収容者生活を送り、韓国に来てからは北朝鮮の人権運動に携わっています。2005年にはジョージ・W・ブッシュ大統領の招待を受け、アメリカのホワイトハウスで単独会談を行い、国連北朝鮮人権報告書の作成に大きく貢献しました。



Q: コリアンドリームに参加したきっかけ
過去にソ・インテク「統一を実践する人々」共同常任議長のコリアンドリーム講演を聞き、その後ムン・ヒョンジン議長の講演や著書などを通じてコリアンドリームに段階的に触れることができました。韓国に亡命後、韓国政府主導の統一を夢見て30年間走り続けましたが、繰り返される失望の連続で統一の夢は次第に遠のいているように感じていました。

そんな中、偶然にもコリアンドリームに出会い、誠実で実現可能であり、南北のすべての人が共感できるコリアンドリームこそが我々の民族が再び一つになり、統一に向かう唯一の道であると確信しました。



Q: コリアンドリーム講師としての紹介および抱負
個人的に統一は、統一を実現できる主体勢力が必要だと考えています。一人の夢が百万、千万が共に見る夢へと発展するためには、先駆者たちの努力と犠牲が必要です。特に北朝鮮脱出者は、北朝鮮の自由と人権改善、統一について命を懸けざるを得ない切迫した状況にあります。

誰もが統一に関心を持たず、政治界が見せる姿は絶望の連続である現状で、コリアンドリームのような大きな夢を持ち、実際に統一に向けた道を切り開いていくことは、北朝鮮脱出者にとって涙が出るほどありがたいことです。私は北朝鮮脱出者や国内外のすべての人々に、韓半島の平和統一への夢を再び抱けるようにしてくれたコリアンドリームの成功のために最善を尽くします。

今年からコリアンドリーム講師として、国内外で様々な方々と会い、私の北朝鮮での経験とともに世の中を広く利益するという「弘益人間」の精神に基づくコリアンドリーム統一運動ビジョンを積極的に紹介する予定です。コリアンドリーム講師として私が最も望んでいることは、コリアンドリームのビジョンが北朝鮮に伝わり、北朝鮮同胞が統一、南北が一つとなり、人間としての価値が尊重される日が夢ではなく現実になるように、私の持つすべてを捧げることです。



Q: あなたが夢見るコリアンドリームとは
コリアンドリームを半分ではなく北朝鮮の同胞も共有できるように北朝鮮に積極的に伝えたいと思っています。現在の北朝鮮内部は、3代世襲による独裁により多くの人々が希望を失い、彷徨っています。このような北朝鮮の状況で、コリアンドリームは北朝鮮の同胞に新たな希望を与えることができると考えています。そして彼らがコリアンドリームに触れたならば、非常に革新的な変化が実現され、迅速に統一への道が開かれると信じています。

現在の大韓民国は深刻な左右対立でアイデンティティを失い、何が正しくて何が間違っているのかすら忘れてしまっている状況です。個人的には、民主主義の価値と自由の大切さを守る義務さえも失っているのではないかと心配しています。

私はコリアンドリームが、今日のような我々内部の分裂を目覚めさせ、再び一つになって偉大な韓半島統一の夢を実現するための道標になると信じています。私にとってコリアンドリームは幸運であり希望です。コリアンドリームに出会ったことで、コリアンドリームという偉大な韓半島平和統一の実現の道に参加でき、そのおかげで消えかけていた統一への夢を再び見ることができました。