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アクション・フォー・コリア・ユナイテッド

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お知らせ - 一般社団法人アクション・フォー・コリア・ユナイテッド - Page 5

8月15日に韓国・イルサンのキンテックスで「Action for Korea United Festival」が開催されました

2022/08/24

 8月15日、韓国では第77回目に当たる独立記念日を記念して、韓国イルサンのキンテックスで「Action for Korea United Festival」が開催されました。 今回のイベントの共催団体は、全国に会員を持つ市民団体の代表である、大韓民國憲政会、大韓老人会、大韓民國在郷警友会、韓国芸術文化団体連合会、韓国統一指導者同盟、韓国系アメリカ人協会連合会、AKUなどです。 キンテックスには、南と北、そして在外コリアン、さらに朝鮮半島の平和的統一を目指す国際的な参加者たち2万人が集まりました。 このフェスティバルは、「第二次三・一運動」と呼ばれる市民社会主導のキャンペーンを開始するものでした。1919年3月1日に朝鮮半島で起こった三・一運動は全国民的な独立運動として盛り上がりましたが、100年前と同じく国民が主体となって、今度は朝鮮半島統一のビジョンに向かう運動です。そして、このキャンペーンは、解放80周年を迎える2025年には「1000万人行進」に向けて、今後3年間実施される予定です。

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「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト 勉強会を実施しました

2022/08/09

 8月6日(土)に当法人代表理事である川崎栄子が講師をつとめ、「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト勉強会をオンラインで実施しました。 今回は韓国からの参加者もいらっしゃる中、北朝鮮への”帰国事業”が行われた経緯を改めて説明しました。また、二度と同じ過ちを繰り返さず、自由と人権の尊重のため、川崎代表が脱北後に行ってきた一連の活動と、その一つである「ボトナム通り」リニューアルプロジェクトについての説明が行われた後、最後に質疑応答の時間を設けました。    講演内容の一部を抜粋します。ー解放後の在日コリアン■朝鮮半島(韓半島)を日本が支配するようになり、朝鮮半島の人たちが色々な理由で日本に渡ってきた。■終戦後、朝鮮半島は「解放」された。当時、200万人の在日コリアンが日本に住んでいた。朝鮮半島に戻っていった人と、行き遅れた人たちがいた。私の家族も幼かった私が病気になったということで残っているうちに、日韓を結ぶ船が切れて日本に残った。日本が好きで残るという人もいた。朝鮮半島に戻ってみたら分断状況で不安定だったので、日本に帰ってきたという人もいた。■1950年くらいにはそのような人の出入りが落ち着いて、在日コリアンは60万人と言われた。潜りの人も入れると70万人とも言われた。■当時は日本自体も生活が大変な時代だったため、社会の最下層に置かれた在日コリアンの生活は特に苦しかった。ー朝鮮戦争と在日コリアン■北朝鮮の首領となった金日成は1950年6月25日に一斉に韓国に攻め込み、3年間、血で血を洗う戦いになった。■朝鮮半島が南北に分かれる中、日本でも北を支持する人たちと南を支持する人たちに分かれた。北を支持する「在日朝鮮人連盟」(のちの朝鮮総連)と南を支持する「在日本大韓民国民団」。■朝鮮戦争当時、民団は直接軍人を送ったり、在日朝鮮人連盟は日本国内で米軍基地を襲撃するなどしな […]

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ワンコリア国際フォーラム及びKorea United Festival 2022のお知らせ(8月13日~15日)

2022/07/20

8月13日から15日にかけて、韓国ソウルでワンコリア国際フォーラム及び、KoreaUnited Festival 2022が開催されます。尹新政権の発足や北朝鮮の一連の弾道ミサイル実験と核実験の可能性、また、ウクライナ戦争を始めとした国際情勢の中、朝鮮半島は挑戦と機会の臨界点にあります。13日と14日に開催されるフォーラムでは、著名な専門家、政策立案者、ジャーナリスト、市民社会リーダーを招き、困難に直面する朝鮮半島情勢の究極的かつ恒久的な解決策と、地域と世界の平和と発展のために、自由で統一されたコリアへの国際支援をいかに構築するかについての包括的な議論が行われます。このフォーラムはソウルのホテルとオンラインのハイブリッドで行われます。8月15日には、ソウルのKINTEXにて「Korea United Festival 2022」が開催されます。このイベントは、韓国最大の民間での統一ムーブメントを主導する、Action for Korea Unitedと共にGPFが開催します。南北コリアの統一をテーマにK-popスターや市民団体のリーダーなど1万人以上がフェスティバルに集います。【プログラム】8月13日(土)10:00~12:00 セッションⅠ: 総会13:30~15:00 セッションⅡ: 平和と安全保障15:30~17:00 セッションⅢ: 円卓会議(クローズド)20:00~21:30 セッション Ⅳ: 経済 (Zoomウェビナー オンライン) 8月14日(日)20:00~22:00 セッションⅤ:人権 (Zoomウェビナー オンライン)8:00~17:00  DMZツアー(国際参加者) 8月15日(月)韓国国際展示場(KINTEX)にてKorea United Festival 2022「Zoomウェビナー オンライン」の表示があるプログラムはオンラインで参加可能です。参 […]

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4月22日に2022ワンコリア国際フォーラムを開催します

2022/04/20

 4月22日午前8時から12時まで、ロッテホテルソウル(ソウル中区小公洞)で、社団法人 アクション・フォー・コリア・ユナイテッド、グローバル・ピース・ファウンデーション、ワンコリア財団、米国統一連帯が共同主催し、「2022ワンコリア国際フォーラム」が開催されます。今回のフォーラムは「自由で統一されたコリアのための韓米同盟」をテーマに韓国と米国与野党の国会議員と専門家が一堂に会し、政策討論を行います。 ロシアによるウクライナ侵攻と米中覇権戦争の危機、また、今年だけでも13回に渡るミサイルを発射した北朝鮮の挑発など、不安定な世界情勢の中での朝鮮半島問題について議論する予定です。 メインの行事に先立ち、イ・ジョンゴル民和協(民族和解協力汎国民協議会)代表常任議長、柳在豊(リュ・ジェプン)ワンコリア財団設立者兼会長、ジム・フリン グローバルピース・ファウンデーション世界会長が祝辞を述べます。 5月からの大韓民国の新政府の発足とともに、米韓同盟強化の必要性、自由で統一されたコリアのためのビジョン「コリアンドリーム」を伝える特別演説が続く予定です。 特別演説は米国における保守の代表的なシンクタンクであるヘリテージ財団のエドウィン・フォイルナー創設者とヒョンジン・プレストン・ムン グローバル・ピース・ファウンデーション理事長がスピーチをします。 米韓国会議員ラウンドテーブルには、韓―EU外交フォーラム会長であり、国会議員選挙5回当選の重鎮、イ・サンミン議員(共に民主党)、国会外交統一委員長イ・グァンジェ(共に民主党)、国会外交統一委員会委員である イ・ヨンソン議員(共に民主党)、ユン・ソクヨル政権の外交安保ラインの任務を任されている外交部次官出身のチョ・テヨン議員(国民の力)、仁川地域4回当選の重鎮、ユン・サンヒョン議員(国民の力)、脱北者出身のチ・ソンホ(国民の力)議員がそれぞれ代表と […]

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オンラインセミナー 「9万3千人が海を渡った北朝鮮帰国事業を今、考える」を開催しました(講師:法政大学・高柳俊男教授)

2022/03/31

 3月19日(土)に法政大学 国際文化学部 教授の髙栁俊男氏をお招きし、 「9万3千人が海を渡った北朝鮮帰国事業を今、考える」をテーマにオンラインセミナーを開催しました。 当日は、川崎栄子代表理事の挨拶で始まり、髙栁氏との出会いの経緯などが触れられたあと、髙栁氏より、帰国事業との関連や、ボトナム通りリニューアルプロジェクトへの想い、また、3月23日に東京地裁にて一旦の判決が出された(ウェビナー当日ではまだ判決は出ておらず)北朝鮮帰国事業裁判について話されました。   当日語られた内容の中から、一部を抜粋します。 ―今回のオンラインセミナーにあたり■コロナ禍に入り、zoomウェビナーなどに多く参加してきた。自分が話すことはあまり経験がなく、今回、講演を準備する中で、自分の人生、朝鮮に関わる研究をもう一度見直す機会になった。■ロシアによるウクライナ侵攻を受け、生きているうちにこのようなことがあるとは思わなかった。作業しながら思うことが多々あった。 最近の世界情勢を触れつつ、当日までの準備をふり返る髙栁氏 ■もともと韓国、朝鮮史を研究対象として進んだのではなく、東京に来てから「季刊三千里」という機関紙に関わる中で、日本側だけでなく、韓国側や在日コリアンからの視点を研究する中でのめり込んでいった。■出身地のすぐ近くに朝日友好親善の石碑ある日朝の歴史にゆかりのある土地で育つ。 自身と朝鮮半島の関係について語る髙栁氏■現在の法政大学には、国際文化学部ができるときに着任。23年間、在日コリアンの文化や、法政大学自体の歴史である法政学の研究教育にも携わっている。■留学生への国内研修も担当しており、長野県での研修を行い、その地域の特産物の収穫などをしたりしている。 ―帰国事業との関わりについて■朝鮮半島に関心を持った1970年代、左派の認識は韓国の軍事政権が問題であり、民主化運動を […]

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