決算公告
2020/06/17
第2期(2019年度)の決算公告はコチラからご覧ください。 第1期(2018年度)の決算公告はコチラからご覧ください。2020/06/17
第2期(2019年度)の決算公告はコチラからご覧ください。 第1期(2018年度)の決算公告はコチラからご覧ください。2020/06/10
5月17日にオンラインにて、「金正恩をはじめとする北朝鮮の最近の動向」セミナーを実施し、会員や非会員の方々合わせて40名強が参加しました。 今回は、1. 川崎栄子代表理事による北朝鮮の最近の動向の解説2. 川崎栄子代表理事・姜英之副代表理事の対談3. 質疑応答 という流れで行われました。 第一部の川崎栄子代表理事による解説では■金正恩重体説が飛び交っていたが、公式発表があるまでは様々な憶測はすべきでない■一方で、北朝鮮の経済はかなり厳しい状況にある。一説には、今年末には国庫がなくなるとの話も。その状況に備えて、コンピューター技術を扱う学校を爆発的に北朝鮮国内で増設している。■金正恩政権と文ジェイン政権の間で、高麗連邦制による統一が話されているようだが、今の北朝鮮の政治はトップ1%が握っているため、このまま統一しても国家としての体をなさない。■現体制を変えるためには、アメリカが関与するより他はない。米朝首脳会談の失敗を踏まえ、米政権が再度働きかけるべき。 との話が出ました。 また、第二部の対談では、川崎代表と姜副代表の対談の形式で進行されました。■昨今のコロナウイルス が北朝鮮国内に与えた影響は大きく、ウイルスにより逼迫した国内情勢への対外国のサポートを北朝鮮政府が拒絶しているが、それは自らの首を締めることにならないか。■また、コロナウイルス の発祥に際して、北朝鮮政府は早い段階で国境封鎖に踏み切ったが、それは密貿易の封鎖も意味することとなり、そのことが国民の生活にも大きく影響している。■農村の食糧が逼迫しており、今年の農業生産、穀物生産に国内経済の状況が大きく左右されるだろう。 との内容が話されました。 第三部の質疑応答の時間では■今、AKUジャパンは韓国のAKUとどのように連携して運動を進めれば良いか■名実ともに幹部を把握している崔竜海が40~50日ほど姿を見せま […]2020/04/24
4月17日にオンラインで今回の渡米報告会が行われ、会員を中心に約40名が参加しました。 渡米の詳細はについてはコチラをご覧ください。 報告会は、ワシントン、ニューヨーク、ワシントンD.C.での訪問先での出来事ややりとりを川崎代表が解説。国連女性委員会でのスピーチや質疑応答の内容、その後のVOA(ボイス・オブ・アメリカ)とのインタビュー映像が紹介された後、参加者との質疑応答の場が持たれました。 国連女性委員会でのスピーチ内容はコチラから 女性委員会での質疑応答の映像はコチラから VOAとのインタビュー映像はコチラから また、参加者からは、「韓国総選挙で脱北者の太永浩氏とジ・ソンホ氏が当選したが、韓国の文政権の朝鮮半島政策にどのような影響を与えると思うか」「川崎代表は今後、韓国の脱北者の方達との連携をどのように考えているか」「北朝鮮にいる、帰還事業で一緒に渡った妻や拉致された日本人はどうなっているか。脱北者で韓国籍になった青年が日本の大学で学んでいましたが、文在寅政権は、昨年になり、このような脱北者への支援金をかなり減らしたと聞きますが、脱北者の連携は出来ているのか」 と言った質問応答が活発に行われました。2020/04/07
川崎栄子代表理事が、2月29日から3月18日まで米国のシアトル、ニューヨーク、ワシントンDCで北朝鮮の女性の人権回復と帰国事業の解決、体制の危機における米国の関与を求め、講演やオンラインミーティングを行いました 。新型コロナウイルスによる制限の中でしたが、アメリカと国際社会、在米コリアンに多くのインパクトを与えました。 この度の行事は、昨年12月13, 14日の2日間にわたり開催され話題となった新潟の帰国事業60年行事に続くものです。 https://www.koreaunited.jp/news/276 最初に訪れたシアトルでは、ワシントン大学のコリア研究センターとグローバル・ピース・ファウンデーション(以下、GPF)、ネヘミアグローバルイニシアティブ(以下NGI)*と共催でワシントン大学において学生など50人ほどが集まり、講演と深いディスカッションがもたれました。*NGIは、自身も北朝鮮に735日抑留され、アメリカの協力のもと北朝鮮の脱出に成功した、ケネス・べ(Kenneth Bae)牧師が代表を務める非政府組織であり、韓国内での脱北者の生活支援や教育、北朝鮮の人道支援などを行っています。 講演に先立ち、同じ脱北者で今はシアトルの大学で学生としてNGIの活動をしているグレース・ジョ氏が挨拶。その後、川崎代表が日本人を含む93,340人もの在日コリアンが北に渡った帰国事業と43年間の北朝鮮の悲惨な状況、日本から離れる時と北朝鮮から脱北するときに二重の離散家族になったこと、朝鮮半島の統一がアジアの平和へと繋がることなどを話し、学生たちは知らなかった多くのことに熱心に聞き入っていました。 その後、グループディスカッションの時間が持たれ、学生たちは北朝鮮の人権状況の打開について、具体的に何ができるかに関して活発に意見を交換しました。 3月5日からはニューヨークへ移動。米国 […]2020/03/30
この度、一般社団法人アクション・フォー・コリア・ユナイテッド(AKUジャパン)の副代表理事に就任することになりました姜英之(かん・よんじ)と申します。現在は、東京で朝鮮半島の平和と安定、統一、ひいては北東アジアの共存共栄を目指す「東アジア総合研究所」を主宰しています。 私は、大阪生まれの在日韓国人2世です。大学生時代、他人から「将来何になるのか」と聞かれたら、民族統一運動家になると答えていました。しかし在日の生活貧困、韓国民団と朝鮮総連の不毛なイデオロギー論争などに嫌気をさし、将来の目標が定まらず、人生彷徨していた時期がありました。大学卒業後、上京し、韓国の民主化と統一を目指す市民運動に参加しましたが、研究者生活の夢捨てがたく、自ら研究所を設立し、大学教員生活を送ってきました。 青年時代から、南の韓国だけでなく、北の朝鮮民主主義人民共和国も、わが祖国と任じていました。韓国の人権問題、民主化が達成された今、統一のため北朝鮮の民主化、人権問題も解決されなければならないという立場を保持しています。 社会発展に寄与し相互扶助の人格形成を目指す、南北の民主主義、人権、経済発展を保障する平和統一を目指すというAKUの目標は、私が、一生をかけて追究してきた理念と一致するものであります。 朝鮮半島の統一は、日本を上回る経済強国になるという説を真に受け、日本の国益に反し脅威であるという考え方がありますが、正しくないと思います。朝鮮半島統一による1億人の新しい市場の出現は、日本経済の新しい発展にとって大いなるプラス要素であります。日本、韓国とも、米国依存の経済発展を遂げ、それが限界に達するや、中国依存に切り替えましたが、そのリスクの大きさは既に証明されています。統一された民主コリアと日本が協力し共存共栄の道に進めば、対中依存、隷属を免れることができ、各国共存、繁栄の平和的東アジア共栄圏を構築 […]