2022/01/31
1959年12月14日に始まった北朝鮮”北送・帰還・帰国”事業により、在日コリアンとその家族約93,340人(日本人妻1,831人と日本国籍保持者6,839人を含む)が北朝鮮に渡りました。1959年11月7日に第一次船で北朝鮮へ渡った人々と協力者が日朝親善の記念としてボトナム(朝鮮語で「柳の木」の意味)306本を新潟県に寄贈して植栽した通りが通称「ボトナム通り」です。
9万人を超える壮大な規模の事業の結果、甚大な悲劇をもたらした歴史的な事実は「ボトナム通り」に記されることはありませんでした。また、当初306本あった柳の木は約80本までに減ってしまいました。この事業がもたらした過酷な事実を見つめ直し、あらゆる人が生まれながらに持つ人権の大切さを心に刻む場として「ボトナム通り」を位置づけ直し、新しい記念プレートを設置し、柳の木を補植していく「ボトナム通り」リニューアルプロジェクトが企画されました。本プロジェクトの発足のために、本プロジェクトの意義を議論し、賛同の声を集めるフォーラム及び懇親会を開催し、発足の決意を表明する北朝鮮北送・帰還・帰国事業62周年新潟追悼式典を開催しました。
この度、12月13日、14日の2日間にわたり、新潟市にて開催した本プロジェクト発足式の報告会をオンラインで開催いたします。
日時:2022年2月13日(日)午後7時~8時30分(Zoomを使用します。15分前より入室していただけます)
内容:「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト 発足式 実施報告
参加方法:下記申込フォームからお申し込みください(参加無料)
https://ws.formzu.net/dist/S90837288/
多くの方々のご参加をお待ちしております。